「このままでは、商店街のどこかの店舗がクラスター（感染者集団）化しかねない」。川崎市内のある商店主からいただいた電子メールに、強い危機感がつづられていました。
「常連さんが亡くなる、加盟店の方が亡くなる、そして家族も…。そんな危険が、目の前にあるように思えて」
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、不要不急の外出自粛が呼びかけられています。けれども、緊急事態宣言の発令前よりも人出が増え、対応策に苦慮する商店街もあります。
たとえば、市内有数の加盟店数がある「モトスミ・ブレーメン通り商店街」（中原区）は、通りにあるスピーカーで「買い物は必要最小限の人数で」と繰り返し放送。市や県に支援を求めるとともに、各店舗でも入場制限などに取り組んでいます。
「地域の皆さんも、地域の店舗も守りたい。メディアも協力を」。商店主が鳴らす警鐘に耳を澄まし、危機感を共有して、私たちも役割を果たしたいと考えています。（石川修巳）
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April 26, 2020 at 05:31AM
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記者だより＞商店主からの警鐘:神奈川(TOKYO Web) - 東京新聞
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