開幕が7月23日に迫る東京オリンピックに向け、選手などを対象に感染防止に必要なルールをまとめた「プレーブック」と呼ばれる手引き書が1日から適用されます。大会による感染の広がりを防げるかが最重要課題となります。
「プレーブック」は、東京オリンピック・パラリンピックに参加するすべての選手や関係者を対象に、新型コロナウイルスの感染防止に必要なルールをまとめた手引き書です。
入国前からの検査の頻度や感染が確認された場合の隔離の対応、さらに日本国内での行動範囲などが定められていて、ルールに違反した場合には、参加資格のはく奪や国外退去の強制措置、制裁金を科されることがあるとしています。
開幕が23日に迫るオリンピックに向け、各国や地域の選手団や競技団体、それにメディアなど大会関係者の来日が今月から本格化し、オリンピックには、現時点で選手およそ1万1000人、海外からの関係者はおよそ4万1000人が参加する予定です。
プレーブックは1日から適用され、組織委員会は政府や東京都などと連携してすべての参加者にルールを守ってもらい大会による感染の広がりを防げるかが、最重要課題となります。
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