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中国で国際空港から感染広がる…デルタ型か - 読売新聞

 【深セン=吉岡みゆき】中国で、江蘇省南京市の国際空港から新型コロナウイルスの感染が各地に拡散し、南京市政府などが全住民を対象にPCR検査を実施するなど対応に追われている。中国メディアによると、最近10日間のこの関連の新規感染者は北京市など7省市で200人を超えており、いずれもインド型(デルタ型)とみられるという。

 この空港では20日、機内清掃員の感染が確認された。南京市は30日、清掃員は今月10日にロシアからの便で到着した乗客から感染した可能性が高いと発表。清掃員は約10日にわたって機内清掃などの業務を継続しており、空港での防疫措置が不十分だったため、拡散した可能性があるとしている。

 この空港から観光地の湖南省張家界を訪れた旅行客を介しても感染が広がったため、湖南省当局は30日から当面、観光地を閉鎖した。22日にショーを鑑賞していた客の間で感染が広がったとみられている。当時、観客は2000人以上で座席に間隔は取られておらず、マスクをしていなかった客も多かったという。

 中国政府は、新規感染者が確認されればその地域を封鎖するなど厳格な措置で、感染拡大をほぼ抑え込んできた。29日には、ワクチン接種が16億回を超えたと発表していた。現時点では感染拡大は数百人規模にとどまっているが、デルタ型の強い感染力が改めて示された形で、中国政府としても警戒を強めている模様だ。

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