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市バス運転手、降車口から路肩へ放尿…車内で喫煙して吸い殻を路上にポイ - 読売新聞

 川崎市交通局は25日、塩浜営業所の40歳と58歳の男性運転手2人を、同日付で停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。

 市によると、40歳の運転手は10月24~28日の勤務中、車内や、喫煙できない車庫で8回喫煙し、吸い殻を路上などに捨てた。車内外で私物の携帯電話を29回使ったほか、降車口などから路肩に3回放尿した。最大時速19キロの速度超過など違反もあった。市への苦情で発覚した。

 58歳の運転手は9月8日、市内の停留所で、乗車しようとした20歳代の女性に気づかず閉扉し、足を挟まれた女性を転倒させ、軽傷を負わせた。運転手は救護や謝罪をせず、その場で市に報告もしなかった。市は女性の友人からの連絡で把握し、運転手は「とっさに動けない状態だった」などと釈明しているという。

 同局は「公務員としてあるまじき行為」と処分理由を説明。「全職員に周知し、基本的マナーや倫理観向上の研修を行う」としている。

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