サイクルトレイン来月から正式導入へ｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

和歌山県南部を走るＪＲきのくに線の一部で、自転車をそのまま車両に持ち込むことができる「サイクルトレイン」が来月から正式に導入されることになりました。

和歌山市の加太から、千葉県銚子市までの「太平洋岸自転車道」がことし５月、国から快適なサイクリングコースとして「ナショナルサイクルルート」に選ばれたこともあり、今後、和歌山県南部では自転車で観光などを楽しむ人が増えることが期待されています。
ＪＲ西日本は、ことし９月からきのくに線の紀伊田辺駅と新宮駅の間で「サイクルトレイン」の実証実験を行ってきましたが、▼トラブルもなく、▼継続を求める声が多かったことから、来月１日から正式に導入することを決めました。
利用できる時間は、▽平日は、午前９時から終電まで、▽土日と祝日は終日で、当面、来年１２月末までとしていますが、今後、期間の延長や利用区間の拡大も検討するということです。
また、導入に向けて、混雑予想を表示した時刻表の設置や自転車を持ち込む人の乗車位置の表示などの整備を進めることにしています。
ＪＲ西日本和歌山支社の松田彰久副支社長は「口コミなどで毎月、利用人数が増えている。４０代以上の利用者が多いが、若い人などにも利用してもらえるよう宣伝に力を入れたい」と話しています。

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